サイトを開設したばかりですが、実はサーバーを引越ししました。
XFREEから、さくらインターネットへのWordPressのサーバー移行を検討されている方向け、兼備忘録として、経緯や作業履歴をまとめます。全2回の投稿の1回目です。
羽や野鳥とは全く関係のない、webサイト運営のためのスレッドですので、興味のない方はスルーしてください (^^;
経緯
これまで使用していたサーバーはXFREEです。
無料で利用できるので、とても気軽にwebサイトを開設できるのはとてもありがたい事ですが、今後サイトを育てていくことを考えると不安や不満があり、引越しを決意しました。主な不満・不安点は以下です。
不満・不安点
- SSL対応していない。
ショッピングサイトをしている訳ではないですが、「安全ではありません」の表示を出しているのは精神衛生上、気持ちの良いものではありません。また、https化はインターネット界全体の流れという事なので、当サイトも流れに乗ろうかと。
- モバイル表示の時、バナー広告が表示される。
管理人にとって不本意な広告は入れたく無いのが本音です。
- 利用制限のあるphp関数がある関係で、使えないプラグインがある。
EWWW Image Optimizer:写真の位置情報を自動で消すツール
All-in-One WP Migration:引越し用のバックアップを取るツール
- 容量は2GBで、将来を考えると不安でしかたない。
サーバー選定
webに大変詳しい知人に聞きながら、以下候補を検討しました。
最終的にはさくらに決定しています。
XSERVER
XFREEの有料版であり、実績面で安心。簡単移行ツールがある。料金が比較的高い。ヘルプサイトが充実している。
WordPress.com
本家のブログ用サイト。料金が比較的高い。セキュリティ面で安心感がある反面、使えるプラグインやテーマに制限があり、また不満が出そう。なによりサーバー移行と同時にテーマを変えるのは大変。
さくらインターネット
老舗サーバー。価格も割安。独自の移行ツールは無い。ヘルプはあまり充実していない印象。知人の使用実績が多い。
ロリポップ
あまり調査できていませんが、価格対機能はさくらに劣るかと思いました。
引越し方法検討
引越し先をさくらに決定したものの、その道のりは簡単ではありませんでした。
データ引越しの方法の選択肢を4つ挙げます。
方法1: プラグイン使用でのデータ移動
WordPressのデータ移動用プラグインとして定評のある、All-in-One WP Migrationを使ってデータ移動を試みました。
プラグインは動くものの、バックアップデータを正常にダウンロードする事ができません。ダウンロードファイルは生成されるものの、容量が3KBと非常に小さいものでした。正常なファイルでない事は一目瞭然です。ユーザーフォーラムに使用できない旨の記載がありました。
→この方法はNG。
方法2: 自力でデータを移動
以下ツールを利用して各々のデータを移動しましたが、うまく表示させる事ができませんでした。wp-config.phpの設定はやったのですが、うまくいかず。.htaccessも弄ったのですがだめ。データベース設定がNGだったのかもしれません。
- サーバーデータ:FTPツールの、FileZillaを利用
- データベース:レンタルサーバーが用意している、phpMyAdminを利用
参考にしたサイト
→この方法はNG。(技術的にはできるのかも知れませんが、素人の私にはできませんでした。)
方法3: 全てを書き直す
完全に力技です。まだコンテンツが少ないのでやってやれない事はありませんので、最終手段として考えていました。しかし、後述する方法4でうまく移動できたので実施していません。
方法4: XSERVERの簡単移行ツールを経由する
今回移行先のサーバーはさくらと決定したのですが、あえて一時的にXSERVERにデータを移行する方法です。
XSERVERはXFREEと同じ会社(?)ですので、XSERVERが提供する簡単移行ツールで移行できない訳はないと推測。しかもXSERVERには10日間はお試し期間があります。このお試し期間中にXSERVERにデータを移した後、All-in-One WP Migrationを使ってさくらへ移動する事を考えました。
→いくつかの苦労ポイントはあったものの、結果成功!
羽のバックヤードは手軽なweb羽図鑑になれる様、日々活動しています。
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